最近のテレビCMでよく流れている象印電子レンジ「エブリノ」と、パナソニックのウォーターオーブン「ビストロ」。
象印の電子レンジ「エブリノ」の口コミが気になるわ。「ビストロ」との違いを知りたい。
今回は、Amazon売れ筋ランキングと楽天ランキングに入っているエブリノES-GW26とビストロNE-BS8Cを比較しました。
| エブリノ | ビストロ | |
|---|---|---|
| 過熱水蒸気式スチーム | なし | ウォーターオーブン |
| 独自機能 | レジグリ、うきレジ、サクレジ | らくチン！（絶対湿度）センサー、64眼赤外線ムーブセンサー |
| 容量 | 26L | 30L |
今回は、エブリノES-GW26とビストロNE-BS8Cの特徴や違いを詳しく比較していきます。
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エブリノとビストロの独自機能を比較
結論から言いますと、エブリノは過熱水蒸気式スチームオーブンレンジ機能なしで、ビストロは過熱水蒸気式の上をいくウォーターオーブンです。
エブリノは2022年に登場した象印のオーブンレンジで、今までのオーブンレンジにはない「3つの独自機能」が特徴です。
一方のビストロは、オーブンレンジの中でも高額ですが、ビストロの高い加熱性能と豊富な調理機能は、多くのユーザーから選らばれています。
エブリノの特徴は3つの独自機能
エブリノの今までのオーブンレンジ機能はない「3つの独自機能」があります。
- レジグリ機能
- うきレジ機能
- サクサクレジ機能
レジグリ機能とは、電子レンジとグリルを自動で切り替える機能のこと。
レンジ機能で、食材の芯まですばやく熱を通し、その後は自動でグリル機能に切り換え、食材の表面にこんがり焼き色を付けておいしく仕上げます。
うきレジ機能とは、専用ボウルで食材を浮かせて加熱すること。
電子レンジに直置きだと加熱ムラがありますが、浮かせることで、均一な仕上がりになります。
サクサクレジ機能とは、揚げ物の温め直しに特化した機能のこと。
過熱水蒸気式スチームオーブンレンジに似た仕上がりで、水を入れなくても、食品からの水分を利用して衣はサクサク、中はアツアツに。
エブリノは、水を入れて使う過熱水蒸気式スチーム機能はありません。食材そのものの水分でサクサクな温まり。
ビストロの特徴はウォーターオーブン
ビストロには過熱水蒸気式スチームオーブンレンジの上をいく、ウォーターオーブンが大きな特徴。
- ウォーターオーブン
- らくチン！（絶対湿度）センサー
- 64眼赤外線ムーブセンサー
ウォーターオーブンとは、他社の過熱水蒸気式スチームオーブンレンジとは水分量が違います。
たっぷりの水蒸気で、ふっくら温かに、本格的な料理に仕上げてくれます。
らくチン！（絶対湿度）センサーとは、食品から発生する湯気を感知。
庫内の温度では判断せず、食品の温度を見るから、温めムラがありません。
64眼赤外線ムーブセンサーとは、蒸気が発生しない低い温度帯の仕上がりも検知。
2品同時温めも、一度の操作で適温に温めてくれます。
ビストロにはとろみ検知センシング機能もあります。とろみを検知して吹きこぼれがありません。
エブリノとビストロの電子レンジ機能を比較
| エブリノ | ビストロ | |
|---|---|---|
| 自動出力 | 1,000W | 1000W |
| 最高出力の継続時間 | 最大約3分間 | 最大約5分間 |
| 切り換わり後の出力 | 600W | 700W |
| 手動出力 | 1000W・600W・500W・300W・150W | 800・600・500・300・150W（相当）・300Wスチーム |
| 解凍 | 全解凍／半解凍 | 全解凍／半解凍 |
エブリノには、赤外線センサーと温度センサー搭載しています。
庫内側面に配置された赤外線センサーが、1秒ごとに食材の温度を正しく検知します。
ビストロには、らくチン！（絶対湿度）センサーと64眼スピードセンサー搭載しています。
庫内上部に配置された赤外線センサーが5℃刻みで温度を正確に制御し、とろみのある食材の警報も可能（専用の「とろみセンシング」機能）です。
エブリノとビストロのオーブン・グリル機能を比較
| エブリノ | ビストロ | |
|---|---|---|
| オーブン温度 | 100～250°C | 70～300℃ |
| オーブ発酵 | 30・35・40・45°C | 30～65℃ (5℃刻み) |
| オーブンヒーター | 上：管ヒーター（2本） 下：シーズヒーター | 上：大火力極め焼きヒーター 下：（ヒートグリル皿）マイクロ波 |
| グリル加熱方式 | 上ヒーター式 | 両面グリル |
| トースト | 1～2枚（裏返し必要） | 4枚（裏返し不要） |
エブリノは、基本的なオーブン調理には対応しています。
エブリノは片面グリルなので、パンのトーストは裏返す必要があります。
ビストロは2段調理が可能で、熱風を庫内全体にしっかり循環させることで、包み込むようにムラを抑えて焼き上げます。
ビストロは両面グリルなので、裏返さずに両面焼き上げができます。
エブリノとビストロのサイズ容量を比較
| エブリノ | ビストロ | |
|---|---|---|
| サイズ | 幅487×高さ370×奥行399mm | 幅494x高さ370×奥行445mm |
| 容量 | 26L | 30L |
エブリノは26Lですが、3〜4人家族向けにピッタリなサイズです。
他にも18Lと23Lの2サイズを展開していて、使用人数や設置場所に応じて選択できます。
一方、ビストロは30Lの大容量モデル。
大皿も余裕で入っており、家族が多い方や来客の多い家庭に適しています。
エブリノとビストロの操作性を比較
エブリノは、左右2つのダイヤルで、直感的な操作ができます。
ダイヤルを回してオートメニューを表示すると、加熱方式・角皿の設置場所・使えない食器類などが表示されます。
押しボタンは「取り消し」と「サクレジ」の2つだけ。高齢者でも戸惑うことなく使えるのが特徴です。
ビストロは、ダイヤル操作でレシピ番号を入力して調理するスタイル。
ビストロNE-BS8Cは、95種類の自動メニューと181種類のレシピに対応しています。
ビストロはスマートフォン連携により新しいレシピを追加できる点も魅力。でも、使いこなすまで説明書との付き合いが必要ないかもしれません。
エブリノとビストロの価格を比較
2024年11月時点での価格帯を調べました。
エブリノES-GW26の販売価格は、44,000円前後。
ビストロNE-BS8Cの販売価格は、76,000円前後でした。
価格差は大きいですが、それぞれの特徴を踏まえた上で検討する必要がありますね。
象印電子レンジ「エブリノ」の口コミ
象印電子レンジ「エブリノ」の悪い口コミと良い口コミをまとめました。
象印電子レンジ「エブリノ」の悪い口コミ
- レンジ使用後の冷却ファンが長時間動き続ける
- オーブン機能のとき、お菓子やパン作りの温度を高く設定する必要がある
レンジ使用後の冷却ファンが長時間動き続けるのは消臭・換気の目的ですが、ユーザーがオン・オフを選択できない仕様。
そのため、深夜の使用時や静かな環境での使用時に気になるというレビューで見られます。
また、オーブン機能のときは、一般レシピより温度を上げたり、時間を長く設定るするなどコツが必要のようです。
象印電子レンジ「エブリノ」の良い口コミ
- シンプルで使いやすいデザインと、マットな質感の外観がスタイリッシュ
- ダイヤル式で温度調整ができ、食材に合わせて細かく設定できる点が便利
- 温め中の動作次第に静かで、冷凍ご飯も均一に温め出来る
- レジグリ機能で揚げ物の温めがうまくできる
- 自動あたため機能が使いやすく、特に飲み物を温める際の温度設定が適切
レジグリ機能を使うことで、お惣菜の揚げ物が外はカリっと、中はジューシーに仕上げると好評です。
特に冷めた揚げ物を温める際に重宝し、電子レンジ特有のべちゃっとした食感になることを防げます。
また、牛乳を温める際の「飲み物」モードの温度設定が絶妙だという評価がたくさん見られます。
「ビストロ」の口コミ
「ビストロ」の悪い口コミと良い口コミをまとめました。
「ビストロ」の悪い口コミ
- トースト直後は庫内が高温のため、すぐに飲み物を温められない
- 購入後に1万円以上値下げされて残念だった
「コーヒーも温めたい」という同時進行の調理ができないため、専用のトースターの必要性を感じるとの口コミ。
またビストロは人気商品のため、セールの目玉商品として、タイミングによって価格差が大きくなる場合があります。
買い替えが必要な場合は、セールを待ってないというジレンマがあるようです。
「ビストロ」の良い口コミ
- シンプルな操作性で使いやすく、温めも早い
- オーブン機能でハンバーグを調理すると、ジューシーで香ばしい
- 使用中は驚くほど静か
- ワンボウル調理が便利で、火やお鍋を使わずに美味しい料理ができる
- 食材をひっくり返さなくても美味しい仕上がりで焼き加減も絶妙
以前に使っていてたオーブンレンジと比べて加熱時間が短縮され、効率的に調理できると好評です。
特にオーブン機能でハンバーグを調理すると、レストランのような深い焼き色と肉汁たっぷりの仕上がりになるという口コミ。
食材を裏返す手間がないのに均一な焼き上がりで、特にチキンなどの肉類は中までしっかり火が通り、プロ級の味になると評価されています。
エブリノとビストロはふるさと納税で取り扱いあり？
エブリノやビストロがふるさと納税で取り扱いがあるのか、気になっている人は多いと思います。
取り扱いのある市町村について調べてみました。
象印電子レンジ「エブリノ」はふるさと納税で取り扱いあり？
象印電子レンジ「エブリノ」は、ふるさと納税の返礼品にもなっているんですよ。
今年のふるさと納税、返礼品は何にしようか悩んでいるという方は、エブリノを検討して見てもいいかもしれませんね。
スチームオーブンレンジ「ビストロ」はふるさと納税で取り扱いあり？
スチームオーブンレンジ「ビストロ」はふるさと納税の取り扱いがありません。
しかし、日立オーブンレンジ「ヘルシーシェフ」など、他社の製品なら取り扱いがあります。
ふるさと納税では炊飯器や加湿器もあるので、「人気家電を最安値で買いたい！」という方は一度探してみる価値ありますね。
エブリノとビストロ、どっちがおすすめ？
エブリノとビストロどっちがおすすめなのか、ユーザー別まとめにまとめました。
エブリノがおすすめな人
- シンプルな操作性を重視する方
- キッチンのインテリア性を大切にしたい方
- 一人暮らしや2人暮らしで、コンパクトなサイズを求めている方
- お惣菜の温め直しをよくする方法
- 予算を6万円程度に抑えたい方
ビストロがおすすめな人
- 本格的な調理機能を求める方
- 大家族でたくさんの料理を温める方
- トースト調理を重視する方
- レシピ通りの調理結果を求める方
- 自動お手入れ機能を重視する方
エブリノとビストロの比較のまとめ
今回は、象印電子レンジ「エブリノ」と大人気スチームオーブンレンジ「ビストロ」を比較しました。
| エブリノ | ビストロ | |
|---|---|---|
| 過熱水蒸気式スチーム | なし | ウォーターオーブン |
| 独自機能 | レジグリ、うきレジ、サクレジ | らくチン！（絶対湿度）センサー、64眼赤外線ムーブセンサー |
| 容量 | 26L | 30L |
エブリノは象印の独自機能を搭載した使いやすさとデザイン性を重視した電子レンジ。
ビストロは過熱水蒸気式の上をいくウォーターオーブンで、本格的な調理機能を求める方にぴったりなオーブンレンジです。
この記事が、エブリノとビストロの購入で悩む方のお役に立てたらうれしいです。
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